中古車市場に大きな打撃 販売店は揃って様子見
ナンバープレートの発行規制は、年末に盛り上がる自動車市場に水を差した。気勢は新車市場に打撃を与えただけでなく、中古車市場も大きなダメージを受けたのだった。2011年から、中古車の取引も同じように抽選に参加しなくてはいけないルールになったため、ナンバープレートをつけたままの販売は出来なくなったのだ。中古車を買うにも抽選に参加しなくてはいけないとなると、中古車販売店が痛手を被るのは疑いの余地がないことだ。
政策が実施される前の23日に「駆け込み購入」する人が殺到してから、中古車市場はシーンと静まり返っている。中古車を購入するのは地方の人たちだけとなってしまった。普通の消費者はせっかくナンバープレートを手に入れたのだから、新車を購入する事を考えるだろう。北京の中古車の需要は深刻な下降傾向にあり、あとちょっともすれば、中古車市場はものがあっても買い手が見つからないという状況に追い込まれるだろう。中古車の価格の下落は20%前後に達し、多くの販売店が成り行きを見守っているという状況だ。政策が中古車に対して、何らかの規定を設けることに期待し、窮地を脱することを願っている。