2011年東南アジア諸国連合(ASEAN)観光フォーラムおよびASEAN中日韓観光機関高官会議が16日、カンボジアの首都プノンペンで開催された。会議に出席した各代表は、観光分野での協力強化を引き続き進め、地域における社会・経済の全面的な発展を推進することで合意した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
会議に出席したASEAN加盟10カ国と中国、日本、韓国の観光機関の高官は、これまでのASEAN・中日韓3カ国の観光分野におけるこれまでの協力成果を総括し、今後の協力のあり方について議論した。
会議の議長を務めたカンボジア観光局のチャンタ局長は「ASEAN加盟各国に対する中日韓3カ国による観光分野における支援には、観光関連人材の育成、ASEAN地域観光のPR、本国国民の東南アジア旅行の奨励などがある。ASEANは、近く締結予定の『2011年-2015年ASEAN観光発展戦略的計画』を3カ国が支持し、ASEAN地域の観光業発展が加速され、同地域の社会・経済の発展を促すことを希望している」と述べた。