世界銀行(世銀)は12日、2011年世界経済見通しを発表した。見通しによると、世界経済は今年と来年の2年間、成長が続くが、成長スピードは減速、回復過程に生じるリスクは依然存在する見通し。世銀の副総裁兼チーフエコノミストの林毅夫教授は、「中国経済は世銀の予測を上回る力強い発展すう勢を呈している。世銀は、2010年の中国GDP成長率に対する最新予測を10%増に上方修正、2011年成長率を8.7%増と予測している」とコメントしている。世銀は、2010年中国GDP成長率予測について、当初の8.5潤オ9.5%から10%まで引き上げた。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
見通しによると、2010年の世界経済成長率は3.9%増、世界経済成長に対する発展途上国の貢献度は約50%に達した。2011年の成長率は3.3%増に減速するが、翌2012年には3.6%増まで回復すると見込まれる。