中国の王超商務部副部長の率いる国貿易投資促進団は17日、米ヒューストンで米国と6つの貿易投資協定を締結した。うち、4つはテキサス州に関する協定で、契約額は約6億ドルとなった。
テキサス州から中国への綿花輸入、米ゼネラルモーターズから上海通用汽車への部品の輸入、浙江恒基光伏電力科技公司とカリフォルニア州の北米半導体産業協会との高性能の結晶シリコン系太陽電池や太陽光発電技術の共同開発などの協定が締結された。
王次官は調印式の後に取材に応じ、「中国貿易投資促進団の今回の訪米は、米国からの輸入を奨励すること、もう一つは中国企業の米国での投資を促進することが目的だ」と話した。
中国貿易投資促進団は、200社を超える企業の300人以上の企業家で形成され、6つの分団が設けられている。エネルギー・環境保護、機械・電子、化学工業、衛生・医薬、日用品・原材料、アパレル、銀行、双方向投資など多くの分野の企業、団体、地方主管部門の代表などが参加する。
また代表団は、他の州を訪問し、経済貿易協力フォーラム、プロジェクト契約調印式、投資説明会を開くことになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月18日