ランダム要因を除いた設備製造業景気指数はランダム要因を考慮しない場合より2.9ポイント低く、反対の動きとなっている。国家統計局・中国経済景気監視センターの潘建成副主任は、設備製造業の生産と販売がともに好調で、利益が急増したのは、マクロ政策による効果がはっきり現れたためだと見ている。特に国が省エネ・排出削減への取り組みを強化し、工業生産が四半期ごとに上昇し、基数が絶えず上昇し続ける中でこのような成果を収めるのは容易でなく、内需と外需の増加、企業の積極的なモデル転換などの効果が際立っている。
中国機械工業情報センターの白涌如氏は、今後一定期間において、消費のグレードアップとエネルギー構造の調整は中国の設備製造業の発展を主導し、今年の設備製造業の生産は前年比で1-2割増になるとの見通しを示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月18日