中国がGDPで日本を抜き、世界2位になったことについて、国家情報センター発展研究部戦略計画研究室の高輝清主任は取材に対し、「データからみれば、非常に歴史的意味をもつ変化であり、誇りに思うべきことである。しかし、私たちは中国経済と日本経済の間に依然として差があることを認めなければならない」と話した。
「中国の経済改革に対する肯定」
高輝清主任は次のように述べた。「中国がGDPで日本を越えることは以前から予測されており、今回、正式に世界2位になったと聞いても驚くことはなかった。日本は世界2位の座を数十年もの間守っており、今回、中国が日本を越えたことは、データからみれば、重大な意義をもつ。これは中国の過去30年以上にわたる経済改革を肯定する結果であり、30年間の努力の成果でもある。とりわけ2010年、中国経済は金融危機からの回復をけん引し、世界経済の回復に大きな貢献を果たした」