「神舟7号」の有人宇宙飛行成功、月探査衛星「嫦娥1号」「嫦娥2号」の打ち上げ成功、中国初となる演算速度1千兆回のスパコンシステム、深海有人潜水艇など、重大科学技術プロジェクトの成果の数々は、中国の科学技術の進歩を体現している。
これら全てが、中国経済社会の長期的な持続可能発展に向け、良好な基礎となった。しかし国家統計局は、「中国の経済社会発展には依然として内在的な動力不足、投資・消費・輸出のアンバランス、低コストというメリットの弱化などの問題があり、所得格差拡大などの問題も存在している。積極的に環境に適応し、問題を効果的に解決することで初めて全面的な小康社会という目標に達することができる」と指摘する。
「人民網日本語版」2011年3月2日