中国製品が海外市場で占めるシェアは増加している。スタンダードチャータード銀行のまとめた統計によると、今年1月、輸出は数カ月連続で記録を更新していたにもかかわらず、更に38%も増加した。また、日本、アメリカ、欧州が輸入する製品の内、中国製品の占める割合が17%となった。十数年前は約5%であり、1999年以降最高の水準となった。
中国の輸出は今後も継続して増加すると見られている。北京大学の姚洋経済学教授は、最近発表した研究論文の中で、「今後10年ないし15年は、経済のモデル転換が終わり、工業化、都市化の進んだ経済国になるまでは、中国の輸出主導の経済成長が続く」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月3日