『証券時報』
保険資金の市場流入、比率は当分上げず:呉定富
中国保険監督管理委員会の呉定富主席は昨日、上海団全体会議に出席し、「保険資金の株式投資の割合を今のところは、引き上げることは考えていない。現在の比率を見ると、保険資金の株式投資にはまだ大きなスペースが残されている。このスペースをうまく活用していくつもりだが、市場の具体的な状況にも注意しなければいけない」と述べた。
2月CPI更に下がる見込み:発展改革委員会
第11期全国人民代表大会第4回会議は昨日、記者会見を開き、国家発展改革委員会の張平主任は「十二・五」綱要(草案)についての記者の質問に答えた。張主任は「現在、物価高騰の傾向はまだ穏やかである。2月の消費者物価指数(CPI)は更に少し下がる見込みだ」と述べた。物価上昇の問題に社会の注目が集まっている。政府もこの問題を重要視し、昨年下半期から、物価高騰の勢いを抑制するために、生産力の向上、市場のコントロールによる供給の増加、市場の監督管理の強化、低所得者への生活補助金など、一連の対策を講じている。政策の成果が見られ、昨年の12月から今年の1月にかけて、物価の上昇幅は予想よりも若干低くなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月7日