汪建熙氏は、「中投の世界における投資は高度に分散化されている。世界の投資市場にはそれぞれ指数があり、その指数に基づいて委託した管理者が投資を行っている。東京電力への投資は参考指数に基づいた投資の一部であり、賢い、愚かだというような考え方はない」と述べた。
汪建熙氏は、ポートフォリオが分散化されているため、ここでは損をし、あそこでは利益が出たと、ある時点での変動を大げさに騒ぐ必要はないと述べた。しかし、汪建熙氏は日本における投資の詳細を明らかにすることは控えるとした。汪建熙氏は、中投は常に日本における投資のリスクに注意しているとした上で、「数日の間に若干の研究を行った」と強調した。
また、汪建熙氏によると、中投は現在資金調達に努めているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月23日