東南大学器械科学・工程学院と関連部門はこのほど、遠隔操作の救援ロボットを開発した。このロボットは強い放射線や有毒ガス環境の下でも、救援活動を行うことができるという。
東南大学器械科学・工程学院院長でロボットセンサー・コントロール技術研究所所長の宋愛国氏と宋愛国氏の研究グループは、2004年から現在までに、5台のロボットを開発した。5代目となる最新のロボットは今年初めに完成した。
この救援ロボットは重さ30キログラム、高さは85センチである。このロボットは救助に入れない場所や状況が不明あるいは危険性の高い場所において、放射能や化学、バイオの濃度を測量したり、救援活動などを行ったりすることができるという。