日本の原発事故発生後、日本はドイツ政府に対し、遠隔操作ロボットの提供を要請した。ドイツの遠隔操作ロボットは、身長が約150センチ、重さは約600キロであり、作業効率は非常に高い。しかし、機敏性と機動性に関して、ドイツの遠隔操作ロボットは中国の救援ロボットには及ばない。事故現場に、狭い階段があった場合、ドイツのロボットは機体を回転させることさえままならないが、中国のロボットは自由自在に動くことができる。
宋愛国氏は、「正常な状況の下、5キロの範囲内であれば、ロボットを遠隔操作できる。障害物があったとしても、1キロ以上の距離の遠隔操作が可能である。」と述べた。また、制御システムのアンテナを大きくすれば、遠隔操作の範囲は20~30キロまで拡大できるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月2日