『中国証券報』
中央銀行金利0.25%引き上げへ
中国人民銀行(中央銀行)は5日、6日より金融機関の金利を引き上げると発表した。1年物の預金金利と貸出金利がそれぞれ0.25%引き上げられ、その他の預金と貸出金利及び個人への住宅積立金貸し出し金利にも相応な調整が行われるという。三年物以上の住宅積立金貸し出し金利は0.20%引き上げられた。
今回の利上げにより、1年物貸出・預金金利はそれぞれ3.25%と6.25%になり、普通預金金利は0.1%から0.5%に引き上げられる。中国人民銀行による金利引き上げは、今年に入って二回目。
海外株式市場 清明節休暇中に上昇
日本のお盆に当たる清明節の休暇中、周辺市場が次々と上昇を見せた。なかでもダウ平均株価は2年ぶりの高値を回復し、香港ハンセン指数は24000ポイントを突破した。ニューヨーク商業取引所の石油価格は1バレル108ドルを突破し、2年半以上ぶりの高値を記録。ロンドン金属取引所(LME)の鉛価格は27000ドルを突破し、3年ぶりの高値を記録。 この動きを受け、今週のA株市場は上昇すると見られる。しかし、専門家によると、市場の動きは中央銀行の金利の引き上げにより、変化する可能性がある。