福島原発における中国のポンプ車の活躍は日本の各種メディアにより一斉に報じられ、ポンプ車は日本国民と政府から大いに称賛された。日本メディアは、日本史上最長のポンプ車を「大キリン」と親しみをこめて名付けた。
昨年10月のチリ鉱山事故の救援作業においても、三一重工はSCC4000型キャタピラー式クレーンを提供し、60日以上地下に閉じ込められていた33名の作業員を助けた。
チリにおける救援活動が国際社会に「メイド・イン・チャイナ」の品質を知らせる第一歩となったのだとすれば、今回の福島原発事故において、建設機械の製造強国である日本が中国のポンプ車の購入を申し入れたことは、間違いなく国際社会における「メイド・イン・チャイナ」の認識がさらに高まったことを表しているといえよう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月6日