昨日、菅直人首相は宮城県石巻市を視察した際、「復興は単に震災前の状態に戻すのではなく、新たな創造、新たな未来に向かってのスタートである」と述べた。
被災者の復興を支援すべく、日本政府は現在、2011年第一次補正予算案を計画している。この補正予算案は3兆9000億円~4兆円に上ると見られる。この予算には、仮設住宅7万戸の建設に5000億円、被災地の中小企業支援に1兆円、被災地のがれき処理に約3000億円、自衛隊による救援活動費に約3000億円、道路、港、学校など公共施設の建設に約1兆5000億円、自治体向けの特別交付金として約1000億円が盛り込まれている。
菅直人首相は10日、党幹部らによる会合において、上述の補正予算案の内容を大筋で決定、11日から野党との協議に入り、13日までに合意を得たうえで、4月中旬に予算案を国会に提出する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月11日