福島第一原発事故はまだ「進行中」である。東京電力の松本純一氏は「今回の事故による放射性物質の放出量はチェルノブイリに匹敵するか、それ以上である」と指摘した。また、福島原発事故により大量の放射性物質が海に放出されており、その影響は長く尾を引きそうである。
原子力安全・保安院は12日、原発周辺の放射線量から推定すると、大気中に漏れた放射性物質はすでに37万テラベクレルに達していると発表。一方、原子力安全委員会は原子炉の状態から推定すると、大気中に放出された放射性物質は63万テラベクレルであるとした。2つの数字に開きはあるが、どちらの数字も「レベル7」の基準を遥かに超えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月13日