『上海証券報』
新たな不動産貸付圧力の調査開始:銀監会
中国銀行業監督管理委員会の劉明康主席は19日、2011年第二回経済金融形勢報告会で、不動産の貸付リスクを徹底してコントロールする必要があり、新たな不動産貸付圧力の予測を行う必要があると述べた。また、月ごとに一日あたりの貸出預金の流動性を調査するべきであるとも指摘。監督・管理層が貸出預金比率の調査行うべきであると表明したのはこれが初めてだ。
ファンド第1四半期報告書:資産の増減に差 株価の周期性に注目
ファンドの第1四半期報告が発表され、銀華・銀河・新華・天治・中郵など9社のファンド運用会社の傘下ファンドの報告書が公開された。統計データーによると、ファンド9社の株式投資額の割合は前四半期に比べ、たった0.1%の微小な上昇だったが、各社の考え方には開きがあり、ファンドの資産の増減に大きな差が生じている。また、第1四半期に見られた「株価の値動きの周期性」はファンドが市場の情勢を見極める手がかりとなっているようだ。