電子商取引、中国の内需市場拡大を後押し

電子商取引、中国の内需市場拡大を後押し。

タグ: 電子商取引 内需市場

発信時間: 2011-05-04 14:26:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

電子商取引は今や、中国の内需市場を拡大する新たな推進力となっている。中国電子商取引研究センターの最新データによると、2010年、中国のオンライン小売市場取引規模は前年同期比97.3%増の5131億元で、通年の社会商品小売総額の約3%を占めた。

昨年11月11日、中国で「光棍節(独身者の日)」と呼ばれるこの日、オンラインショッピングサイト「淘宝網」では1日あたりの取引高が19億5千万元の最高値を記録した。これは、国慶節の休暇7日間における、北京128カ所の売り場の売上総額(7億3千万元)を大幅に上回っただけでなく、ショッピング天国・香港の1日の売上高8億5千万元と比べても2.3倍となる。

東莞の革靴、義烏のおもちゃ、蘇州の織物、、、世界的な金融危機で輸出が阻まれるなか、これらの製品はインターネットを通じて国内市場という新天地を開拓した。「淘宝網」などのオンラインショッピングサイトは世界最大の工場と最大の消費市場を「リンク」する架け橋となっている。

オンラインショッピングは次世代消費者にとって、ライフスタイルの一つとなっている。「淘宝網」を利用するある女性は、この3年間でオンラインショッピングの購入金額が4万元を上回ったという。洋服から家具、おもちゃからダイヤモンド、保険から観光プランにいたるまで、利用幅は広い。このほか、「署x飯(割り勘で食事)」、「署x遊(グループで旅行)」、「団購(共同購入)」などのサービスを利用すれば、新興オンラインサービスプラットフォームを通じて、市場価格を大幅に下回るリーズナブルな価格で製品やサービスを購入できる。

 

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