米国資本市場において中国インターネット業界の奇跡が再び演じられた。北京時間の4日午後9時30分、千橡互動集団傘下のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)企業・人人公司が米国のニューヨーク証券取引所に上場した。SNS企業が上場したのは今回が初めてのケースだ。「北京商報」が伝えた。
この原稿を書いている時点で、証券コード「RENN」を割り当てられた人人公司の株価は20.11ドルに跳ね上がり、発行価格より43.93%上昇した。同公司が発行した株式は3億9500万株の米国預託株式(ADS)であり、時価総額は79億6千万ドルに達して、米国上場を果たしている中国の老舗インターネット企業の新浪(74億7300万ドル)、捜狐(35億1100万ドル)、盛大網絡(30億6300万ドル)を超えたことがわかる。
人人公司は今月15日に正式に上場申請を提出した。上場主体はSNSプラットフォームの人人網で、関連のゲームサイト・人人遊戯、共同購入サイト・糯米網、非匿名のビジネスSNSサイト・経緯網も含まれる。さきに公開された情報によると、人人公司は5310万株のADS発行を計画しており、発行価格は取引開始直前に14ドルに確定した。これは設定された価格帯の上限の価格であり、同公司は7億4千万ドルの資金を調達する見込みだという。
「人民網日本語版」2011年5月5日