▽被災地の環境は地震前より好転
紅十字会と紅新月会国際連合会の主席を務める、日本赤十字社の近衛忠輝会長はこのほど次のように述べた。
はじめて成都に来たのは08年6月のことで、人々はまだ地震による巨大な破壊状況の中から立ち直っていなかった。今では、各国が寄付した1億5千万ドルを超える義捐金がすべて非常に有効に利用されているのを見てうれしく思う。被災地の居住環境、学校、病院などの施設は地震前よりもよくなっている。
▽復興再建は信じられないほどハイペース
日本赤十字社の位坂和隆理事は次のように話す。
中国の救援再建活動は急速で順調だった。現在、基本的に活動の95%が完了しており、非常に深い印象を受けている。2年前に、都江堰や彭州を通った時には、ほとんどの公共施設と被災者が集まるエリア「集中安置点」の工事が完了しているのを眼にした。
「人民網日本語版」2011年5月12日