同省の指摘によると、日本政府は国債の追加発行を控えたものの、地震後の復興再建に巨額の資金が必要になったため、国の債務はさらに膨らむ可能性がある。今年末には債務残高が1002兆円に達することが予想されるという。
金融大手ゴールドマン・サックスはこのほど、日本の経済成長予測を下方修正し、今年の日本のGDP成長率は0.2%に鈍化し、来年は2.6%になるとの予測を示した。修正前の予測では、今年のGDP成長率は0.7%、来年は2.3%だった。
こうしたことから、日本の国債は安全な投資商品ではなく、高いリスクを抱えていることがわかる。中国の外国為替管理当局は国の外貨資産に対して責任ある態度を取り、海外資産への投資を慎重に行って、不必要な損失を出さないことを確実にする必要がある。
「人民網日本語版」2011年5月13日