国家工業情報化部のデーターによると、今年1,2月、一定規模以上(国有企業または年間売上高500万元以上の非国有企業)の中小企業の損失額は前年同期比0.3%増の15.8%に達し、損失額の増加率は22.3%だった。
広東:第1四半期製造業 生産量増加も売上高増加せず
経済総量が22年連続トップの広東もいつもの勢いが見られない。広東省統計局が発表した第1四半期経済動向データーによると、広東にある規模以上の工業企業3万7300社の利潤は同比10.4%増の923億元、伸び率は1から2月までに12.5ポイント下降し、前年同期に比べ26.1ポイントも下降した。
広東省統計局の責任者は、企業利益の伸び率が下降している主な原因は、原材料費の高騰、労働者の給与の値上げ、銀行貸付利率の上昇や一部大型企業が法定積立金などを設けたために生産コストが上昇したためである。他にも、外資系投資企業の税収政策が「三資(独資、合弁、合作)企業」の支出を増やし、利益を減らした。特に注目したいのは、自動車、家電、電子の三大主導業界の利益が低下していることであり、広東省全体の利益伸び率の足を引っ張っている。今年1~3月、この三大業界の利益は平均8%下降している。
長江デルタ中小企業 営業停止か営業停止状態