2.人材環境
北京の1人あたり可処分所得はわずか3256ドルで、ロンドンの12分の1、東京とニューヨークの11分の1である。こうした現状は、北京における国際的な人材獲得を制約している。
3.人材投資
公的教育投資を見ると、ニューヨークではこれが財政に占める割合は6.1%、ロンドンは5.6%、東京は3.54%となっているが、2009年の北京のこの割合はわずか3%だ。科学技術投資の対GDP比は、東京がトップで3.2%、ニューヨークとロンドンはそれぞれ2.6%と1.89%となっているが、北京はわずか1%である。