京滬高速鉄道の開通がまもなくに迫った。国務院安全生産委員会弁公室の王徳学副主任(国家安全生産監督管理総局副局長)は9日、高速鉄道の急速な発展について、「高速鉄道は技術が新しく、スピードが速く、難度が高いことから管理任務は重く、リスクも高い。事故が発生すれば想像もつかないほどの被害をもたらすだろう」と指摘した。京華時報が伝えた。
王副主任が指摘する5つのリスクは以下のとおり。
▽技術上のリスク
路盤沈下、レールの平坦性、列車のブレーキ性能、信号の制御、通信システムの安定性・信頼性などは、いずれも一定期間の実践、テスト、改善が必要。
▽管理上のリスク
関連の法律法規、基準・規範、管理制度、職員の資質などは段階的な改善・向上が必要。