▽レジャーへのニーズがますます多様化
国民のレジャー体験の増加や消費力の高まりに伴い、レジャーへのニーズがますます多様化している。今後は、立ち上がりが早く、実力のある国際レジャー大手と中国国民にとって身近な存在である現地企業とが、それぞれの優位点によって相互に補い合う情況が形成されるとみられる。ホテル産業を例に取ると、ここ数年は2つの大きな流れがあることが明らかだ。一つは如家、錦江之星、7天連鎖酒店を代表とするエコノミータイプホテルが急速に発展して、ホテル産業において高級な星級ホテルとは一線を画す重要なパワーになっているという流れだ。もう一つは少数の消費者を対象にした小型のデラックスホテルの中国進出が加速し、バンヤンツリー、フォーシーズンズ、アマンといった世界のラグジュアリーホテルブランドがこぞって中国に進出したという流れだ。
「人民網日本語版」2011年6月15日