国務院が認可した『国家東・中・西部地域協力モデル区建設総合プラン』は、モデル区を連雲港市連雲区に建設すると定めている。これには徐圩新区、連雲港経済技術開発区、連雲港国際ビジネスセンター、連雲港区、連雲港保税物流センターが含まれる。
同『プラン』によると、連雲港は新ユーラシア・ランドブリッジの「東の足がかり」で、西は安徽、華南、陝西、甘粛、新疆などの中西部の省(区)と隣接し、東は日本や韓国などの北東アジアの国と海を隔てて隣接する、中西部地域が対外開放するうえで重要な扉である。連雲港でのモデル区建設は、新ユーラシアランドブリッジの海へ出る迅速なルートとしての機能の発揮、中西部地域の開放型経済の発展への貢献、中国の対外開放レベルの向上にプラスとなる。また、資源の地域を超えた合理的な流動と配分の促進、東・中・西部地域の比較優位の発揮、東部と中西部地域のより広い分野、高いレベルでの交流と協力の推進にもプラスとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月15日