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新エネルギー産業をめぐる日本の財団モデル②中国はどう参考にするか

タグ：新エネルギー産業日本の財団中国

発信時間： 2011-07-10 11:00:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

２．中国はどう参考にするか

中国では近年、太陽光産業の発展は目覚しく、海外で上場した企業はすでに10社にのぼり、毎日、膨大な民間資本が参入めざして猛進している。だが、その一方で、シリコン原料の高コストは早くから業界内では公然の秘密となっている。

太陽光の業界では、ずっと｢シリコンを制した者が王者となる｣と言われてきた。近年の太陽光業界の爆発的な成長とともに、上流におけるシリコン原料の深刻な不足により、中・下流企業の原材料コストが一段と押し上げられたことで、後者の利益は著しく圧縮された。

太陽エネルギーで最も主要な原料は多結晶シリコンであり、日本は生産量で世界第３位。三菱電機は業界最高効率の多結晶シリコン太陽電池を擁している。一方、中国は太陽エネルギー産業のコア設備、部品をほとんど日本から輸入しているため、太陽エネルギーのコスト上昇が直接もたらされる。

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