巨額外貨準備の中国は為替規制緩和を 専門家

巨額外貨準備の中国は為替規制緩和を 専門家。

タグ: 中国外貨準備

発信時間: 2011-07-20 18:04:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界経済が米ドル中心であるため、米国は自国通貨でそのまま対外に支払うことができ、多額の外貨準備は必要ない。それに対して中国には世界屈指の「大富豪」としての悩みがある。外貨準備高の増加は、国際決済能力やリスク回避能力の向上、戦略資源の輸入拡大などにつながる。しかし、外貨準備高が増えれば増えるほどよいというわけでもない。もし最適な投資ルートを見つけることができなければ、膨大な資産価値が下がった際に、手をこまねいて見ているしかなくなる。

中国の外貨準備の大部分は現在、米国債購入に用いている。2010年の人民元の対米ドル相場は3.1%ほど上昇し、対ユーロ相場も11%ほど上昇した。この米ドル、ユーロの価値低下は中国の外貨準備に含み損をもたらしている。一方、中国の政府系ファンド「中国投資有限責任公司 」(CIC)の投資業績は悪くはないといったところだ。巨大な国家主権財産基金を有する同社は、どの国、どの分野に投資したとしても過度の注目を招き、政治的な障壁に阻まれやすい。

     1   2   3    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。