トヨタとホンダ、中国市場で惨敗 地震は言い訳

トヨタとホンダ、中国市場で惨敗 地震は言い訳。 中国市場のシェアが09年以降縮小し続けている。「リコール問題」と震災被害は、中国におけるシェア縮小の主な要因ではない。保守的な戦略、誤った市場判断などは両社が伸び悩んでいる主な要因だ…

タグ: 中国自動車市場

発信時間: 2011-07-22 16:04:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨年中国で販売された1806万台のうち、ホンダのシェアは3.7%以下だったが、その2010年の世界シェアは5%を上回る。米国市場では、ホンダのシェアは10.7%と過去最高だった。

ホンダの中国パートナーは「彼らは自らの製品に自信があり過ぎる。中国の自動車市場の変化に応じて調整はしない。いくら中国の自動車市場がすでに世界一でも、日本側は強情だ。変化を嫌がる」と日本企業の欠点を指摘する。

しかし現実は容赦なくホンダに教訓を与えた。中国市場において、ホンダのシェアは03年の8%から今では4%以下に落ち込んでいる。「製品と市場戦略を変える必要がある」。昨年中ごろに非難のあった兵後篤芳氏の後を引き継いで総経理に就任した倉石誠司氏は表明。

トヨタの問題はホンダより多い。今年5月の中国における販売台数は昨年同月比35%減の3万8500台。1~5月の累計販売台数は昨年同期比2.1%減にとどまった。ホンダの躊躇と対照的に、トヨタの決定は一歩先行している。トヨタは3月8日に発表した「2015年販売計画」の中で、新興市場を初めて重要な位置に引き上げた。

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