中国商務部が21日発表したデータによると、上半期、全国の機械・電気製品輸出入額と加工貿易の規模が2008年同期を上回り、史上最高を更新した。そのうち、機械・電気製品の輸出額は4981億ドルで、同期比でそれぞれ2010年19.5%、2009年62.4%、2008年23.1%増加した。加工貿易は3904.5億ドルで、同期比でそれぞれ2010年17.5%、2009年55.1%、2008年21.3%増加している。
「全般的には増加傾向を維持しているものの、増加ペースは鈍化している」と商務部産業司の張驥司長は指摘する。
6月単月の機械・電気製品と加工貿易関連の輸出額の伸び率は13.8%と11.9%と低下し、それぞれ今年1月を21.5ポイントと20.8ポイント下回った。4月、5月の単月の加工貿易関連の輸出額がそれぞれ前月比で3%と0.3%と低下し、加工貿易企業上位200社のうち、1/3以上の企業の輸出額がマイナス成長となり、達豊、仁宝、緯創などの大手輸出企業はすでに数カ月連続のマイナス成長となっている。