事故発生後初の取引日、「高速鉄道概念株」の代表株である中国南車A株が8.9%の暴落を見せ、売却量は261万件に達し、ここ5カ月で最多となった。同日、中国南車の最大株式が売りに出された。同株式は2日連続で暴落し、株主は売りを急いでいる。同株式の売却量も、先週末の1000株から121万株に増加した。同株式は28日に1.37%の小幅増を見せ、5.93元の値をつけた。中国南車のH株の株価は4日連続で下落し、28日の下落幅は0.86%となった。
業界関係者は、「中国南車がこのタイミングで重大契約の内容を発表した狙いは、二級市場における信頼性を高め、未公開株の発行に向ける足がかりを築くためかもしれない」と分析した。
「人民網日本語版」2011年7月29日