また、高速鉄道建設の「減速」は資金逼迫による側面もある。『毎日経済新聞』記者の調べでは、現在建設中の多数の鉄道プロジェクトが銀行融資拠出の遅延による影響を受けているという。
債務負担増大の圧力を受け、鉄道部は一部地区への鉄道建設投資を中止し、みずから筆頭株主の地位を放棄する可能性があると報じているメディアもある。鉄道部が先般発表した「上半期報告」では、その債務総額はすでに2兆元以上まで膨らんでいる。
こいう状況の中で、一時一世を風靡した高速鉄道関連株の上昇も「減速」の運命から逃げられないだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月5日