アップル、サムスンの躍進とは対照的に、昔の覇者、ノキアは振るわなかった。ノキアのスマホ出荷台数は同期1670台と、昨年の2400台から30.4%急減し、市場シェアも37.3%から15.7%に急低下し、世界3位に落ち込んだ。IDCの発表では、ノキアのトップ転落はこれが初めて。
全般的に見ると、今年第2四半期の世界スマートフォンの出荷数は1億650万台で、昨年の6440万台から65.4%の伸びとなり、増加傾向は顕著だった。
IDCアナリスト のRamon Llamas氏は、「2011年第2四半期、スマートフォン市場は新しい覇者を迎えた。その名はアップルである」とアップルの躍進振りを評価した。