ASEANと中日韓の提携は、「東アジアの原動力」の中核を成す

ASEANと中日韓の提携は、「東アジアの原動力」の中核を成す。

タグ: ASEANと中日韓

発信時間: 2011-08-15 17:06:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ASEANの発展は、内部統合の厳しい道程を歩む必要がある。10+3の重要加盟国として、中国はASEANがインフラ整備を行いネットワークを構築するため、投資を拡大している最中だ。中国は10+3以外の国家が、東アジアの提携に参与することを歓迎している。ASEANは提携の前進の方向性を把握し、中日韓と共に提携を強化し、東アジア諸国の利益を確保し、東アジア諸国が長年の努力により獲得した友好的な提携関係を維持するものと期待できる。

ASEAN加盟国と中日韓の間には、さまざまな相違点と摩擦が存在しているが、中国はこれを否定しない。しかしこれらが仮に提携を妨害するようであれば、これらの問題が深刻化するのみならず、金融危機等が生じた際に危険な状態に置かれることになる。提携の強化により、リスク対応力を強化することができ、国家間の相違点と摩擦を解消するための余裕を持つことができるのだ。

地域間の提携の強化は、世界の各構造の多極化の特徴となっている。東アジアの提携の開始は遅れたが、大きな原動力を持っている。東アジアの提携は経済発展のペースが最も速い地域で展開されており、提携の参加国には伝統的な大国と新興大国が含まれる。これらの面からだけでも、東アジアの提携の推進が持つ積極的な意義は、経済的な意義を大きく上回ることが分かるだろう。10+3の提携の拡大は必須だが、現在最も重要なのは10+3の提携の強化である。10+3の提携はすでに堅固な基礎を築いており、短期間内にさらなる強化が望める。これは東アジアの提携の全体的な要求にも合致する。

「人民網日本語版」2011年8月15日

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