日本の収支バランスが崩壊 債務危機に直面

日本の収支バランスが崩壊 債務危機に直面。

タグ: 日本債務危機

発信時間: 2011-08-17 17:19:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

債務負担が増し続け、日本の融資リスクが激化している。金利は低いものの、高まる基数と複利の影響を受け、今年の借金返済に充てる国債は21兆5000億円に達する見通しだ。現在の国債収益率は約1.0%のみであるが、米長期国債格下げによる影響を受け、日本長期国債の収益率が高まることが予想され、日本政府の債務負担が増す恐れがある。

日本の国民の金融総資産は1400兆円、債務総額は920兆円であり、現在の債務増加ペースに基づくと、約5年間のうちに債務総額が金融総資産を上回ることになる。日本経済は長期的な低迷に陥っており、個人資産の増加が望めず、国民の貯蓄率も大幅に低下している。IMFは、数年間で負債総額が総資産を上回ると予想している。日本国内の蓄えがなくなれば、国民の貯蓄により債務を支える方式も継続できなくなる。

さらに日本社会の高齢化により、年金と医療保険の支出が増加しており、構造的な赤字が悪化に向かうと見られる。医療レベルの向上、高齢者の増加による医療支出の増加により、GDPに占める医療保障支出は5ポイント増加した。とどまることのない高齢化の流れを受け、高齢者の社会保障(特に医療費の急激な増加)、社会保障費の支出は、日本財政にとって重大な負担となっている。世界経済および日本経済の復興に大きなリスクが存在する現在、日本の財政調整がますます困難になっている。(著者:国家情報センター予測部の張茉楠・副研究員)

「人民網日本語版」2011年8月17日

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