春秋航空は17日、上海-北京路線の就航認可を中国民用航空局から取得したことを明らかにした。早くて9月下旬にも就航する。民営初の「ドル箱路線」参入だ。京華時報が伝えた。
1日1往復のみで、しかも北京発が午前6時、上海発が午後10時という人気のない時間帯ではあるが、参入には歴史的意義がある。これまで同路線は国航、東上航、海航、南航などが運営。午前7時から午後10時まで1日約50往復という中国一のドル箱路線だ。春秋航空は民営として初めて参入し、199元の格安チケットを打ち出す。
春秋航空の「歴史的快挙」について、東航の羅祝平氏は「春秋の差別化路線は市場にとって良いことだ。だが昼間の時間帯は申請が難しいため、春秋の格安チケットが短期間で市場を揺るがすことは考えにくい」と指摘する。
「人民網日本語版」2011年8月19日