一方で、工業情報化部電気通信研究院が今年5月に発表した「モノのインターネット白書」では、「十二・五計画」期の終わりごろに、中国のモノのインターネット関連産業の規模は5000億以上に達し、さらに「十三・五計画(2016~2020年)」の後半には1兆元になると予想されている。
国の十二五綱要では、モノのインターネットのコア技術の研究開発と重点分野におけるモデル応用を推進することが盛り込まれている。
また、「モノのインターネット十二・五計画」では、「スマートグリッド、インテリジェント交通、インテリジェント物流、インテリジェント住宅、環境と安全検査、工業とオートメーション・コントロール、医療・保健、精密農牧業、金融・サービス業、国防・軍事の十大重点分野で、モノのインターネットの応用に向けて50のモデルプロジェクトを完成させ、5~10のモデル都市を作り上げることを目指す」となっているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月23日