独系調査大手「GfKオートモーティブ」がこのほど発表した、米国人消費者を対象にした最新調査結果によると、新車を購入する際中国車の購入を検討しても良いと答えた米国人は38%、インド車を購入しても良いと答えた人が30%にとどまったことが明らかになった。ただ若年層だけを見ると、半数以上の人がこれら新興国の自動車の購入を検討しても良いと答えている。中国政府系の新聞「中国質量報」が25日付で報じた。
同調査結果によると、米国の1975-1989年に生まれた「Y世代」と呼ばれる若年層は新興国メーカーに好意的で、52%の人が中国産自動車の購入を、41%の人がインド産自動車の購入を検討しても良いと答えている。
「GfKオートモーティブ」のドン・デビュークス社長は「自動車の潜在的顧客にとって、品質やアフターサービスの充実が重要な要素となっている。中国やインドの自動車メーカーは米国に進出してまだ日が浅いため、これから知名度がさらに上がるよう努力しなければならない」と指摘している。
「人民網日本語版」2011年8月30日