新たな情勢下での中国の対外投資協力について話し合うシンポジウムが30日に開催された。出席した中国産業海外発展・計画協会の範春永副会長によると、現在、中国の対外投資は世界5位に躍進し、中国は世界の資本輸出大国のトップクラスの仲間入りをしたと述べた、
国家外匯管理局がまとめたデータによると、2010年の中国の対外直接投資は678億ドルで、09年に比べて41%増加した。2010年末時点で、対外投資のストックは3千億ドルを突破した。
予測によると、中国の対外直接投資の年平均増加率に基づいて計算すれば、13年には投資フローが1千億ドルに、ストックが5千億ドルに達する。また海外投資と外資導入との比率は現在は1対2だが、15年頃には1対1になるという。
「人民網日本語版」2011年8月31日