日本の財務省が8日発表した国際収支速報データによると、今年7月、日本の国際収支における経常収支の黒字額は9902億円と、前年同期比で42.4%減となった。これで、日本の経常収支黒字額の減少は5カ月連続となった。
7月の日本の貿易収支の黒字額は1233億円で、同86.3%減。そのうち、輸出は2.3%減の5兆5304億円で、5カ月連続の減少となった。輸入は同13.6%増の5兆4072億円で、19カ月連続で増加した。
また、日本企業の海外投資の収益を示す所得収支の黒字額は1兆2467億円で同18.1%増。黒字幅は4カ月連続で拡大した。
世界的な景気減速や円高の進行などは、日本の経常収支黒字額が5カ月連続で減少した原因であると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月8日