中国商務部は7日、国家発展改革委員会、外交部と共同で近く『対外投資国別産業指導目録(2011年版)』を公布すると明かした。『指導目録』には、115カ国の主要産業の発展目標、優先的に発展させる産業、外資の業界への参入規定などの内容や、中国が外国と締結した二国間投資保護協定と租税条約に関する情報が盛り込まれている。
商務部対外経済協力司の関係責任者は、「企業が対外投資を行う際、自身の能力と条件を客観的に評価し、関係国の投資環境、特に産業の発展と関係のある法律・法規や政策を深く研究する必要がある」と話した。『指導目録』は、企業がこれを行う際の参考と手引きを提供する。商務部などの部門は、企業が着実に対外投資を行えるようにするため、関係国の投資環境の変化や企業のニーズに基いて『指導目録』を絶えず更新、調整し、充実させている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月8日