世界的な航空機メーカーであるボーイングはこのほど、2030年までの今後20年間で、中国の航空機新製品ニーズは5千機に達し、価格にして6千億ドルに上るとの予測を示した。「人民日報」海外版が伝えた。
ボーイング民間航空機マーケティング担当のランディ・ティンセト副総裁によると、持続的で力強い経済成長、ますます増加する貿易活動、成長を続ける個人資産、市場自由化プロセスの進展が、中国の航空輸送市場の発展を推進する主な要因だ。年間旅客輸送量の伸びを7.6%とすると、中国は今後、航空機ニーズが旺盛な世界で二番目の市場になることが予想される。
ボーイングの予測によると、今後20年間の世界の航空機新製品の需要は3万3500機、価格にして4兆ドルに上る見込みという。
「人民網日本語版」2011年9月11日