第1回「中国(北京)国際乳製品交易会」がこのほど開催された。ニュージーランド、オーストラリア、フランス、オランダ等の乳製品大国約20カ国のブランド100種以上が参加した。中国産粉ミルクの品質が消費者の信頼を失ったことから、外国産粉ミルクが近年、中国市場でシェアを伸ばしている。2009-2011年の3年間で、外国産粉ミルクの輸入量は約3倍となった。統計によると、今年上半期の粉ミルクの輸入量は2009年通年の輸入量を上回っている。中国は世界最大の粉ミルク市場となった。北京晩報が報じた。
外国産粉ミルクが北京に大挙して進出した理由は何か。同交易会の主催者、中国食品土畜輸出入商会の于露副会長によると、主な原因は以下の2つだ。