欧州は債務危機を自分で解決すべき
欧州債務危機は世界経済に暗雲を漂わせ、中国の担うべき役割が近ごろ各国から関心を集めている。マンデル氏は、欧州債務問題が適切に処理されなければ悲惨な状況になるが、中国に助けを強いるべきではないとの見方を示した。
また、「欧州南部の国、中でもスペイン、ポルトガル、イタリアなどは比較的貧しく、フランスやドイツなどには南部の国の問題を解決できる十分な資金があるが、イタリアの問題を解決することはできない。イタリアの公的債務残高はGDPの1.2倍で、世界でも3番目か4番目に深刻だ。イタリアは自分の力で問題を解決すべき」と述べ、欧州の資金を一つの銀行に集めて債券を買い、さらに、引き締め策をとることを提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月29日