中国のマクロ政策、80年代の日本を参考に

中国のマクロ政策、80年代の日本を参考に。

タグ: マクロ政策 中国経済 日本経済

発信時間: 2011-10-12 13:30:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

産業の高度化、人民元の国際化、インフレ、資産価格の高止まり……。これらは全て、日本の80年代でも起きたことである。日本大学EMBA終身教授で日本経済技術国際推進会理事長の李克氏に、日中両国の経済発展過程におけるマクロ政策について話を聞いた。

記者:大規模な外貨準備高によって生じるリスクの対応について、日本から学べる方法はあるか?

李克:我が国以前も、外貨準備は国家の経済発展にとって重要な要素だった。しかし過度な外貨準備高は中国経済にとって福音とはいえず、ある部分では負の作用を引き起こす。日本では1980年代にそれが発生しており、大量の外貨準備高が国内の資産バブルをもたらした。現代の中国でも同様なことが生じているように見える。

対外投資や企業の海外進出を支援したり、民間投資の多元化や国際化を後押ししたりすることで、多くなりすぎた外貨準備高を分散するべきだろう。

 

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