文字 ホーム > 経済

発信時間： 2011-10-13 10:40:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「プラザ合意」前後に日本で発生した状況を知る人は、「切り上げは貿易不均衡を解消できなかったのに、米国はなぜ人民元切り上げをこれほど強く望んでいるのか」という疑問を抱いているのではないか。

「プラザ合意」と日本の「失われた10年」の間である種の関係を築いてきた学者らは、次の考えを持っている。米国は当時、日本に圧力をかけて望みどおり円高を速めたが、通貨切り下げで貿易状況を改善するという望みは空振りに終わった。ドイツにしても日本にしても、対米貿易はいまだに輸出超過となっている。そんな状況でも日本経済は今も大きな打撃を受けている。

資料を見ると、「プラザ合意」前、円は30％以上上昇したが、人件費は米国より低かった。「プラザ合意」後の1986年、日本の人件費は初めて米国を上回り、その後もリードし続け、米国との差を広げていった。日本企業の対外直接投資は「プラザ合意」の後に急増した。

 

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く