日本で販売されている40インチ液晶テレビに煙が出たり部品が溶けたりする事故が発生したため、ソニーは12日、世界で販売されている同製品160万台を回収することを発表した。中国エリアは対象に入っていない。「新京報」が伝えた。
ソニーによると、日本で販売されている液晶テレビ「BRAVIA」のある型番号のごく少数の製品において、生産過程で特定の不良部品が紛れ込んだため、極めてまれな状況の下でこの不良部品が製品内部で電弧を生じさせ、周辺の部品が熱くなる可能性があり、極端な場合は製品後部の最上部の一部が熱で溶ける可能性があるという。
ソニーは今回の回収では中国エリアを対象にしていないが、4つの対象製品について無料で予防的検査を行い、特定の部品に不具合があることが確認されれば無料で交換するとしている。対象製品は、2007年9月から2008年12月の間に中国で販売されたBRAVIAの「KLV-40W300A」、「KLV-40F300A」、「KLV-40F310A」、「KLV-40V380A」。
「人民網日本語版」2011年10月13日