胡潤(フージワーフ)研究院は12日、「2011年胡潤富豪現金化ランキング」を発表し、2010年1月1日から現在までの「富豪百人」にランクインした富豪の現金化の状況について統計を行った。昨年1年間で8億元超(約96億円以上)の資産を現金化した中国人富豪は26人に達し、深セン中汽南方投資集団有限公司の陳文沛一族が、昨年1年間で45億元(約540億円)の資産を現金化し首位になった。京華時報が報じた。
同研究院の統計によると、上場企業の株式売却、上場企業の株式配当金、企業資産の売却が近年、企業家が大規模な現金化を行う主要3大ルートとなっている。上述した26人のうち、主に上場企業の株式売却により現金化を行った企業家は20人、上場企業の株式配当金により現金化を行った企業家は4人、企業資産の売却により現金化を行った企業家は2人。企業家の多くは現金化を行うと私募株式投資を行い、また慈善事業に投資する企業かもいた。
「人民網日本語版」2011年10月13日