中国、200億元の鉄道建設債券を発行

中国、200億元の鉄道建設債券を発行。

タグ: 中国鉄道債券

発信時間: 2011-10-14 14:28:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

10月12日、200億元分の中国鉄道建設債券が今年初めて発行された。2010年に発行された15年債の利率は4.39%、10年債の利率は4.35%だったが、今回発行された7年債の利率は5.59%、20年債の利率は6%となっている。

12日午前10時から11時にかけて、2011年第1回目となる中国鉄道建設債券の公開入札が行われた。

今回発行された債券の筆頭アンダーライターである国泰君安証券の関係者は、取材に対し、「今回発行された200億元の鉄道建設債はすぐに買い手がつくだろう。超短期債券が発行されたときのように入札が不成立になるという事態は発生していない。」と明らかにした。

財政部は10月10日、2010年から2013年に発行する鉄道建設債券の利息に課す企業所得税の税率を半減すると発表している。アナリストはこれに対し、「所得税率半減の優遇措置は各企業の資金運用の幅を拡大することにつながるが、今年の負債額は1000億元となっており、鉄道省の債務圧力をさらに強めることは間違いない」との見方を示した。

ある専門家は、「債券発行や銀行からの借入など限られた資金調達ルートしかなく、鉄道省自体も運輸など限られた手段しか持たないため、債務状況を改善することは難しいだろう。今後、鉄道省が債券を負担しきれず、国家が引き継ぐという事態も否定できない。」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月14日

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