珠江デルタ香港系企業の3割が倒産の危機に直面

珠江デルタ香港系企業の3割が倒産の危機に直面。 欧米からの注文減に加え、広州では来年さらに最低賃金基準が引き上げられる可能性が高い。香港工業総会は、年末までに珠江デルタの香港系企業の3割(約1万8000社)が倒産や経営縮小の危機に直面すると予測している…

タグ: 香港系企業倒産危機

発信時間: 2011-11-11 16:06:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

これまでに企業の移転が続いたことについて、香港工業総会は、全国各地でも労働力コストの上昇が始まったため、移転はほとんど行われなくなったと述べた。劉展コウ副会長は、「産業チェーンの関係もあり、珠江デルタからほかの場所へ移転するのは簡単ではない。産業チェーン全体を移転することもあり得ない」と述べた上で、「3~5年後には、内陸部の工場建設コストは現在の珠江デルタと同じ水準になる」との見方を示した。

香港工業総会は、中国大陸の香港系企業に経営モデルを調整するよう呼びかけている。劉展コウ副会長は、「土地や労働力のコストが上昇し、廉価な労働力が企業の成長を助ける時代はすでに過ぎた。メーカーは今後、ブランドや製品の開発、ルート開拓などに力を入れていかなければならない」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月11日

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